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# 東洋大学　東洋大学報275号

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TOYOUNIVERSITYNEWSTOYOから世界へ挑戦東洋大学とパリ大会新生「朝霞キャンパス」開学！東洋大学報Jul.2024No.275オリンピックパリ大会に出場する競泳の白井璃緒選手、松下知之選手、竹原秀一選手、青木玲緒樹選手

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CONTENTS巻頭ページの写真：朝霞キャンパス（憩いの広場）TOYOUNIVERSITYNEWS-ＭultilingualEdition-*English,SimplifiedChinese,MigratoryChinese,andKoreanaresupported.04TOYOから世界へ挑戦東洋大学とパリ大会06Professor’sScoopオリンピック・パラリンピック特別対談法学部企業法学科教授土江寛裕法学部企業法学科教授平井伯昌ThemultilingualeditionofTOYOUNIVERSITYNEWSisavailableontheUniversity’sofficialwebsite.Toreadthemultilingualedition,accessthewebpagebelowandpressLANGUAGEintheupperrightcornerofthepage.ThemultilingualeditionofthisissuewillbepublishedonJuly16.https://www.toyo.ac.jp/about/gakuhou/08新生「朝霞キャンパス」開学！02TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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12Progress未来へはばたく在学生朝霞キャンパス学生食堂「Umart!」プロジェクトチーム16教育と普及創立者井上円了とは14AlumniReport17建築家神田剛神田剛建築設計事務所18NEWSTOYOUNIVERSITYNEWSNo.27503

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TOYOから世界へ挑戦東洋大学とパリ大会2024年7月から豊かな歴史と文化を誇るフランス・パリにて、第33回オリンピック・第17回パラリンピックが開催されます。エッフェル塔のふもとでの開会式や、セーヌ川での水上競技など、美しい景観とともに新たな歴史が刻まれる瞬間が待っています。歴史に残る大会を一緒に楽しみましょう！本学在学生の出場選手（2024年7月4日時点・氏名50音順・競技日程は日本時間）小川大輝選手ライフデザイン学部健康スポーツ学科3年競技・種目陸上競技/男子400mハードル競技日程/8月5・6・8・10日鏡優翔選手総合情報学研究科総合情報学専攻1年／サントリービバレッジソリューション株式会社競技・種目レスリング/女子76㎏級競技日程/8月10・11日竹原秀一選手健康スポーツ科学部健康スポーツ科学科2年競技・種目競泳/男子200m背泳ぎ競技日程/7月31日～8月2日田中映伍選手福祉社会デザイン学部社会福祉学科2年松下知之選手国際観光学部国際観光学科1年栁田大輝選手文学部国際文化コミュニケーション学科3年競技・種目パラ水泳/男子50m背泳ぎ/S5競技日程/9月3・4日競技・種目競泳/男子400m個人メドレー競技日程/7月28・29日競技・種目陸上競技/男子4×100mリレー競技日程/8月8・10日04TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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東洋大学とパリ大会本学とオリンピック本学関係者で初めてオリンピックに出場したのは1964年の東京大会における奥沢善二選手（陸上競技・3000m障害）。それから60年、本学は数多くのオリンピアン・パラリンピアンを輩出し、合計16個のメダルを獲得しています。2021年7月に開催された前回の東京大会では、本学から在学生3名、卒業生12名が日本代表として選出され、一大会名の選手が出場しました。コロナ禍で制約がある中での開催だったものの、2つの金メダルと1つの銀メダルを獲得という結果をもたらし、本学をはじめ日本中に感動を与えてくれました。今夏のパリ大会においても、本学在学生ならびに卒業生日本代表選手の活躍が大いに期待されます。●パリオリンピック競技大会2024年7月26日～8月11日（32競技329種目で実施）●パリパラリンピック競技大会2024年8月28日～9月8日（22競技549種目で実施）東洋大学関係出場選手大会の結果金メダル5銀メダル7銅メダル4合計16個特設サイト紹介本学が取り組む活動やオリンピック・パラリンピックを一層楽しめるコンテンツなどを公開。コンテンツ紹介（一部抜粋）○出場選手（在学生・卒業生）紹介／○東洋大学とオリンピックの歴史動画で語る大会への想い○過去大会の出場選手・戦績一覧○オリンピック・パラリンピック特別対談土江寛裕×平井伯昌動画版https://www.toyo.ac.jp/campuslife/toyo-sports/paris-2024/本学卒業生の出場選手（2024年7月4日時点・氏名50音順・競技日程は日本時間）青木玲緒樹選手池田向希選手稲葉将選手大橋悠依選手川野将虎選手経営学部経営学科2017年3月卒業ミズノ株式会社競技・種目競泳/女子100m平泳ぎ競技日程/7月28～30日経済学部経済学科2021年3月卒業旭化成株式会社競技・種目陸上競技/男子20km競歩競技日程/8月1日国際地域学部国際地域学科2018年3月卒業シンプレクス・ホールディングス株式会社競技・種目パラ馬術競技日程/9月3日国際地域学部国際観光学科2018年3月卒業イトマン東進競技・種目競泳/女子200m個人メドレー競技日程/8月2～4日総合情報学部総合情報学科2021年3月卒業旭化成株式会社競技・種目陸上競技/男女混合競歩リレー競技日程/8月7日©富士通陸上競技部桐生祥秀選手白井璃緒選手中島佑気ジョセフ選手花車優選手吉津拓歩選手法学部企業法学科2018年3月卒業日本生命保険相互会社国際観光学部国際観光学科2022年3月卒業ミズノ株式会社総合情報学部総合情報学科2024年3月卒業富士通株式会社文学部国際文化コミュニケーション学科2022年3月卒業イトマン東進ライフデザイン学部健康スポーツ学科2021年3月卒業株式会社ジーケーライン競技・種目陸上競技/男子4×100mリレー競技日程/8月8・10日競技・種目競泳/女子4×200mリレー・女子4×100mリレー競技日程/8月1・2・3・5日競技・種目陸上競技/男子400m・男子4×400mリレー競技日程/8月5・7～9・11日競技・種目競泳/男子200m平泳ぎ競技日程/7月30～8月1日競技・種目陸上競技/男子4×400mリレー競技日程/8月9・11日TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27505

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Professor’sScoopINTERVIEWオリンピック・パラリンピック特別対談学問の領域は、広く深く日々進化しています。本学の教育・研究を行う教員の目に、世界はどのように映るのか。今夏のパリ2024オリンピック・パラリンピックを目前に本学に在籍し、これまで数々のオリンピアンを育成してきたお二人の指導者に指導者の視点から見たオリンピックについて対談いただきました。法学部企業法学科土江寛裕教授Profile博士（人間科学）。日本陸上競技連盟強化委員会オリンピック強化ディレクター。1996年アトランタオリンピック、2004年アテネオリンピック代表。2014年より本学陸上部短距離部門アシスタントコーチとして日本で初めて100m9秒台を記録した桐生祥秀を指導するほか、日本男子リレーチームのコーチとしても活躍。未知なるプレッシャーと戦うことの繰り返し世界の舞台で戦うアスリートの育成に必要なものは何でしょうか？平井オリンピックに出る選手は、当然ですが確かな実力を持っている選手たちばかり。しかし、オリンピックのような大舞台では自分の実力を発揮するメンタルを保つことができるかが重要になります。そして精神的な強さというものは人によって成長曲線が大きく異なるもの。ピークが大学生の頃なのか、社会人になってからなのか…それぞれのパターンに合わせて我々指導者が接していく必要があるのは間違いないですね。土江陸上の世界では高校生が日本代表に入るのは非常にレアケースで、高い実力を持つ選手の多くも大学以降に日本代表を目指す形になります。ただ、日本代表を目指すといっても特別なことがある訳じゃありません。地元の小さな陸上大会から、地方大会、全国大会と、上のカテゴリーの選手と一緒に戦えるようになり、そこで勝ち負けを経験し、歯が立たないと思った相手にも戦えるようになっていく。こうした積み重ねの先にオリンピックという舞台があるので、未知の領域への挑戦をどれだけ与えることができるかは重要ですね。平井その一方で全員が上の舞台に行くことはできません。代表選考会など大きな舞台で緊張や不安に飲み込まれる選手も少なくありません。私はレース展開のアドバイスなど事実にもとづいた情報で、不安を取り除いてあげたいと思っていますが「こうやったら勝てるよ」と伝えた言葉を信じ切って戦えるのもまたひとつの才能でしょうね。大事な場面でひとつ勝てると自信が生まれて、それを見た他のメンバーも育っていく、そのよう“トレーニングは本人が納得した上でないと結果は出にくく、信頼関係が必須”な繰り返しですよね。土江ほとんどの選手が一度は敗北を経験します。それは本人が乗り越えていくしかない。指導者としては負けた選手を慰めるようなことはあまりしません。結局は次に何をするかを考えるしかないですから。平井レースが始まる前から「もう早く終わってほしい」「この苦しい状況をいち早く終えたい」と伝えられたこともあります。重圧に潰されそうな状況では、時間をかけて話をして少しずつ自信を回復してもらうしかないですね。土江言い方は悪いかもしれませんが、都合よく切り替えができる選手は大舞台に強いイメージもありますね。臆することなく「いっちゃえ！」と割り切れてしまうというか。平井指導者からすると失敗から学べることもあると思い、声をかけると「そんなことありましたっけ？」と言う選手もいますね（笑）。個性を尊重しつつ、世界で戦うレベルを身につける大舞台に向けたトレーニングで気を配る点はありますか？土江恐怖や心配による緊張が不安を生む一方で、ワクワクから生まれる緊張もあります。目の前のレースや大会が楽しみでしょうがない。それまでの準備も含めて自信があふれていて、スタートラインに早く立ちたいという状態。私たち指導者はその状態に持っていくために最大限準備をするだけです。本人が大会前に明らかに調子が良いと思えるように、あえて本人のベストな数字が出やすい練習を組み込むこともあります。平井選手の中には調子が良すぎると大会前にピークが終わるんじゃないかと心配することもありますね。土江客観的なデータを見せるのは効果的ですが、過度な期待を持たせるようにしてはいけないと思っています。あくまで小さな成功の積み重ねの先に実力は伸びるものだと思うので。一気にタイムが伸びる選手もいますが、そこに至るまでのプロセスは重要だと思います。平井個性に合わせた指導はあるもののトレーニングには最大公約数があるんですね。金メダルを取るレベルに必要な要素はそんなに変わりませんから。1から10までの中で例えば9、10を06TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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Professor’sScoopオリンピック・パラリンピック特別対談法学部企業法学科平井伯昌教授Profile修士（スポーツ科学）。競泳日本代表コーチ、日本水泳連盟理事、前競泳委員長。東京スイミングセンターにて北島康介をはじめとしたトップアスリートの育成に携わる。2013年４月より本学法学部の教員および水泳部監督に就任。萩野公介、内田美希、大橋悠依など本学から多くのオリンピアンを輩出した。変えた方が良い人もいれば、５～７を変えた方が良い人もいる。選手によってはどんなトレーニングも自分のためになるからやりたいという選手もいます。自分に合う、合わないを理由に練習を選んでいると、自分では必要ないと思っていたところに重要なポイントが隠れていることもありますね。土江大学の陸上部にはオリンピックを目指す選手や、インカレに出場するために頑張っている選手などいろんなレベルの選手がいて、指導者側も進歩しなくてはなりません。短距離・フィールド部門監督である梶原道明先生は本当にすべての選手に寄り添い、うまくいく時もいかない時も常に一緒にあるというスタイルで指導されています。私の目指すべき指導者像であり、そこに向けて日々勉強している最中ですね。４年に一度しかないことの難しさ指導者の立場から見たオリンピックとは？土江オリンピックは4年に一度ですから、大学在学中には基本度しか訪れない訳です。実力が伴う時期と開催が重なる選手には、世界選手権やアジア大会といったオリンピックにつながる大会を意識してきっちりとプランを立てながらトレーニングします。結果が出始めると選手も自信になりますが、うまくいかない場合もある。トレーニングも本人が納得した上で行わないと結果は出にくいもので、お互いにオリンピックを目指すパートナーとして対話しながら信頼関係を築くことは必須でしょうね。平井競技レベルが上がることでトレーニングに費やす年月も必要になり、現役で過ごす年齢も上がってきました。在学中にオリンピックに惜しくも行けなかった選手が次の大会を目指す例も増えています。陸上も水泳も卒業後に所属が変わっても、東洋大学で継続して練習を積む選手は実は多いのです。4年という時間は長いようで、オリンピックを本気で目指すにはあっという間です。とはいえ人生という単位で考えると大きな影響がある時間です。選手のライフプランも含めて話し合う機会も多くなりましたね。土江代表コーチはトップレベルの選手のマネジメントをして送“選手自身が必要ないと思っていたところに、重要なポイントが隠れていることもある”り出す仕事なので、日々の大学でのコーチングとは異なります。指導者の目線で見ると、日本代表の中に自分が育てている選手たちを参加させられるように陸上部を強化しています。平井体調が良くなかったとか、故障していたとか、もしそれらがあったとしても全員がオリンピックに照準を合わせている以上、言い訳になってしまう。自分の力を最も発揮しなければならない世界最高の舞台ですから。初めてコーチとして参加したのは2000年のシドニー大会。その時は選手以上に緊張して手に汗握ったことを覚えています。それから20年以上が経ち、4年に一度戻らなきゃいけない舞台と感じるようになりましたね。「チーム東洋」の心で世界の舞台へ現役学生、OBOGを含めたオリンピアンへメッセージをお願いします。平井私も同じ日の丸をつけた仲間として現地へ赴きますので、日本代表であり東洋大学代表として一緒にパリで戦いましょう。土江「チームジャパン」ではありますが、それでも心の中には「チーム東洋」の想いがあります。選手村で顔を合わせる機会もありますから、お互いに励ましあって、一緒に頑張ろうという気持ちで挑んでいきたいですね。TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27507

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新生「朝霞キャンパス」開学！2024年4月に生命科学部、食環境科学部および大学院生命科学研究科、食環境科学研究科の学び舎となる朝霞キャンパスが開学しました。最先端の教育研究設備が揃った新生朝霞キャンパスは、それぞれの学科が連携を図り、学びを深め、「生命（いのち）と食」に関する総合的な教育研究拠点として生まれ変わりました。新朝霞キャンパス開設記念式典を挙行2024年５月31日、新朝霞キャンパスの開設を記念し、朝霞号館2101教室にて記念式典を挙行しました。矢口悦子学長は「自然災害といった世界的な脅威にさらされる中でも、命と食に関わる営みが途絶えることはありません。未来を左右する�となる研究と、その成果をもとにした教育の展開を掲げ、地域のみなさまに支えられながら歩みを重ねてまいりたいと思います」と挨拶しました。また、福川伸次総長、安齋隆理事長による挨拶ののち、来賓として大野元裕埼玉県知事、富岡勝則朝霞市長からもそれぞれ祝辞をいただきました。そして、鳴海一成生命科学部長、佐々木和生食環境科学部長の学部紹介があり、さらに新設の食環境科学部フードデータサイエンス学科からは竹田麻里准教授が「フードデータサイエンスの魅力と可能性」をテーマに講演。比較的新しい学問領域であるフードシステム学とデータサイエンス学の2分野を融合させた学問の魅力の一端に触れる貴重な機会となりました。矢口悦子学長佐々木和生食環境科学部長鳴海一成生命科学部長式典の様子08TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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新生「朝霞キャンパス」開学！朝霞キャンパスのこれまで朝霞キャンパスは本学の学生数の増加に伴い、1977年に白山キャンパス・川越キャンパスに続いて開設しました。都内からのアクセスも良い埼玉県朝霞の地で、2005年3月までは文・経済・経営・法・社会学部の1・2年生、同年4月からはライフデザイン学部の学生が学びました。2021年に再開発がスタートし、2024年、板倉・川越キャンパスから学部、研究科が移転。新体制となった2学部6学科、2研究科3専攻の学生の教育研究拠点として再始動します。2015◆ライフデザイン学部開設10周年◆朝霞市と連携協力に関する包括協定を締結◆新体育館竣工、テニスコート移設2014HISTORY◆文系5学部の1・2学年用のキャンパスとして開設19772018◆ライフデザイン学部とライフデザイン学研究科が赤羽台キャンパスへ移転◆ライフデザイン学研究科生活支援学専攻・健康スポーツ学専攻・ヒューマンライフ学専攻・人間環境デザイン専攻を設置◆ライフデザイン学部生活支援学科に生活支援学専攻・子ども支援学専攻を設置◆福祉社会デザイン研究科人間環境デザイン専攻を設置◆実験工房棟が「第18回BELCA賞ベストリフォーム部門」で表彰20052021◆ライフデザイン学部生活支援学科・健康スポーツ学科を設置◆生命科学部、食環境科学部・生命科学研究科、食環境科学研究科が朝霞キャンパスへ移転202420092006◆ライフデザイン学部人間環境デザイン学科を設置◆福祉社会デザイン研究科ヒューマンデザイン専攻を設置充実した施設・設備ABCAエントランスホール正門を過ぎると大きなスロープがあり、その下のトンネルを抜けると学生食堂や大教室へつながるエントランスホールがあります。人が行き交い、活発な情報発信・交流が生まれる集いの場となっています。B3406教室（教員実験室）ガラス張りになった数々の実験室には最新の研究設備が揃っています。開放的な環境で教員から指導を受けられる教員実験室は、授業外の時間でも実験・研究活動に取り組めるようになっています。Cパブリックレーン研究フロアの教室を一歩出たオープンスペースに設けた多機能空間。グループワーク、ディスカッション、自習、休憩など、仲間と多くの時間を過ごすことができる憩いの場です。壁面のアルファベットと数字はエリア・階を示しており、集合場所のサインとして利用できます。D2101教室講義に適した階段式で扇状に座席が配置された大教室。後方は中庭に面しており、開閉自在の大きな窓を活用し、講義以外にもイベント・ステージなど幅広いシーンで利用可能です。E図書館約9万冊の蔵書を有する図書館には、ハイチェアカウンターやソファー席、自習スペース、さらにオンラインミーティングにも利用できるワークスペースを設置。入口前にはカフェも併設。F学生食堂約600人が一斉に利用できる学生食堂は、企業と協働し学生が主体となって運営。学生だけでなく一般の方の利用も可能です。学食プロジェクトチームの詳細・インタビュー記事は▶P12DEFTOYOUNIVERSITYNEWSNo.27509

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生命科学部食環境科学部■生命科学科■生体医工学科New■生物資源学科New■食環境科学科■フードデータサイエンス学科New■健康栄養学科「いのち」の在り方を思索する哲学と倫理を基盤に俯瞰的な視野を養い、生命科学の各領域についての深い専門知識を身につける生命科学部。さまざまな生命現象について、その原理と仕組みの解明に挑む生命科学科に加え、2つの新学科を開設しました。生体医工学科では、生物学・医学と工学を融合し、医療、福祉、生活の質の向上を支えるモノづくりの発展へ。医工学の融合領域での幅広い学びに、医療データサイエンス、ICTなど先端技術も扱い、新たな社会の構築に取り組みます。生物資源学科では、安全で豊かな生活に欠かせない植物と微生物について学び、植物を形作る遺伝子やホルモン、極限環境微生物をはじめとした多様な環境で生育する微生物から健康医療問題や人類の持続的発展の解決策を探していきます。「いのち」と健康の分野に関わる学内連携が可能なこの朝霞キャンパスから、社会・地球規模の課題解決に貢献する人材の育成を目指します。「食」に関わるあらゆる分野を網羅的にカバーし、総合的な学びと研究を展開する食環境科学部。食環境科学科では食をとりまく多様な分野でリーダーシップを発揮し、専門知識を持って次世代の食を創造する能力を身につけます。健康栄養学科では、管理栄養士としての能力と社会における実践力、自然科学と人文科学分野の基礎的知識を養います。新設のフードデータサイエンス学科では、フードシステム学とデータサイエンスとの文理融合の学びを展開。データの力で食物の生産、物流、付加価値の創出、安定供給を支え、食の未来を創造するフードデータサイエンティストを育成します。そのためにも食の歴史や制度、法律、文化に関する専門知識、さら年間で習得。食品の安全と安心、食や栄養に関する情報や行政の仕組み、機能と栄養の関わりを学び、実社会で役立つ実践力を獲得し、食や栄養についての多様な世界的課題の解決に取り組んでいきます。生命科学部生体医工学科「生きる」を支える、科学と工学PICKUP教員生命科学部生体医工学科甲斐洋行准教授専門分野材料化学、センサ工学私の専門分野は、材料化学、センサ工学、およびマイクロ流体科学です。1µm（1mmの1000分の1）という目に見えないサイズの材料を設計することにより、微量の液体を集めて分析するデバイスを開発しています。これらは人間の汗や咳の飛沫を採取して分析する装置などに応用できます。生体医工学は、生命科学や医学の発見を工学に応用し、また、工学を生命科学や医学の発展に役立てる学問です。基礎から応用までがひとつにつながっていて、今後の産業的な広がりも期待できる将来性のある分野だと考えています。生体医工学科には、生物、化学、物理、機械工学などの幅広い分野を学び、それらを多岐にわたって応用できる環境が整っています。朝霞キャンパスには最新の設備がコンパクトにまとまっている上に、たくさんのオープンスペースが用意されています。風通しが良く、自然と他学科や他学部の学生と触れ合う機会も増えるでしょうし、ここから新しいものを作っていくんだ、という空気がキャンパスのどこにいても感じられます。学生たちと接していて、オープンマインドな考えを持った人が多いことに感銘を受けました。さまざまな物事に接しながら、柔軟な発想でぜひ自分が興味を持てることを見つけてください。10TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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新生「朝霞キャンパス」開学！食環境科学部フードデータサイエンス学科データで、新たな食の可能性を開くPICKUP教員食環境科学部フードデータサイエンス学科竹田麻里准教授専門分野農業・資源経済学私は農業・資源経済学を専門としています。食料や農業、そしてそれらに関わる資源を経済学の視点から扱う中で、特に水資源を対象に、人々が公平かつ持続的に水を利用するために必要な社会の仕組みの特徴をデータ分析で明らかにしてきました。データサイエンスというさまざまな分野で汎用性の高い学問と、生産から流通、消費まで食に関わるすべてのシステムを学べることがこの学科の魅力です。食材が私たちの目の前に届くまでにはどのような人やモノが関わり、どういった社会問題を抱えているのか。食材がどんな栄養を持っているかを学ぶだけではなく、時に農地や水路といった資源やインフラ管理の未来を考えることや、数百年前の人々が資源を活用するためにどのように自然を観察し、組織やルールを作ってきたかなど歴史を遡ることにもつながります。人類が存在する限り、「食」の問題は存在するでしょう。だからこそ、多岐にわたる知識や広い視野を身につけてほしいと思います。将来的にはAR技術を活用した模擬店舗での食品選択行動の分析やフィールドワークなど実践的な学びを深めるプログラムも充実していく予定です。データという数値と生身の人間社会との相互作用にある魅力をぜひ知ってください。生命科学部生物資源学科植物と微生物に学び、未来をつくるPICKUP教員生命科学部生物資源学科道久則之教授専門分野農芸化学、応用微生物学微生物の中でも「極限環境微生物」が私の専門となります。極限環境微生物とは、高温や高濃度の塩水湖、砂漠や海底など人間には住むことのできない環境でも生きることが可能な微生物です。こうした微生物は極限環境下に適応するための特殊な能力を持っており、その働きをさまざまな産業分野に活用しようと研究に取り組んでいます。例えば、有機溶剤に耐性を持つ菌やメタンを生成する菌からカーボンニュートラルな燃料の生成を試みたり、インジゴ還元菌を用いた藍染による衣服の再利用などその範囲は広がりを見せています。現代が抱える社会問題の解決に取り組む企業との共同研究も盛んになってきており、今後も発展していく学問分野といえるでしょう。生物資源学科では主に植物と微生物を専門に扱います。植物自体は食物として利用されたり、微生物による発酵食品など我々の生活を身近で支えるものであることから、多くの可能性を秘めた魅力的な学びに出会えると思います。特に、極限環境微生物を専門とする先生が多く在籍していて、この分野を特長としている学科は日本国内でもあまり類がありません。広い学びから深い専門性まで兼ね備えたこの学科で、ぜひ有意義に研究に打ち込んでください。TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27511

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未来へはばたく在学生東洋大学には学問・研究・スポーツ・ボランティアなど、多様な領域で活躍する学生がたくさんいます。今回は、この春に開設した朝霞キャンパスの学食「Umart!」の企画・運営に関わる学生プロジェクトチームにお話を伺いました。朝霞キャンパス学生食堂「Umart!」プロジェクトチーム食環境科学部の学びを実践する取り組みとして立ち上がった、学部教員・有志学生によるプロジェクト。メニューや食器の選定、サイネージ広告といった企画・運営以外に、食堂の現場でもチームメンバーが関わっている。左から諸橋侑空さん、木幡凜果さん、露久保美夏准教授、森島理乃さん、新井美彩さん「食」を学ぶ学生にしかできないプロジェクト。私たちのプロジェクトは新朝霞キャンパスの開設に伴い、「食」を学ぶ食環境科学部ならではのカラーを打ち出した学食を展開したいという想いのもとスタートしました。2023年11月にメンバー募集があり「将来は食品開発に関わりたい」「学生生活で夢中になれるものを探しにきた」とさまざまな志を持った学生が集まり、白山キャンパスで学食の運営をされているオリエンタルフーズさんにノウハウを教えていただきながら、学生主体でゼロから立ち上げていきました。まずは新しいキャンパスで「この食堂をどんな場所にしたいか」という議論から始まり、お店のコンセプトや店名・ロゴを決定。2024年5月のオープンまでわずか半年の準備期間でしたが、毎日話し合い、毎日何かが決定して物事が進んでいくスピード感に、気がつけば全員が夢中になっていました。12TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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Progress誰もが新しいことにチャレンジ。オープンに向け全員から色々な意見やアイデアが出てくる中で、それぞれが個性を発揮して課題解決にチャレンジできたと思います。例えば、今まで学食の食器は軽さや耐久性が重要視されていたのですが、「美味しく食べるための食器を使いたい」と意見がありました。「フードコーディネート論」の授業を受けた学生が中心になり、実際に食器工場を見学し食器産業の抱える問題なども学びました。美味しく見える色や形だけでなく、壊れにくさ、重ねやすさといった利便性も重視しながら、市場には級品も含めて購入することができました。また、広告用のチラシやサイネージ動画は全くの未経験から始めた学生がリーダーを務めています。最初は不慣れで大変でしたが、ある時、電車内やCMなど自身の生活圏にある広告が目に留まったそうです。そこから文字や画像の配置の意図を学び、買い手と売り手それぞれの目線で考えられるようになりました。素材にもこだわっていて、地元朝霞にたくさんの農家さんがいるので、自分たちも第一次産業を学ぼうとシェア畑を借りて野菜の栽培を始めました。“農園長”を務めるのは、中学の頃に料理部で野菜を育てた経験がある学生です。始めの頃は少し引っ込み思案でしたが、今では野菜について語らせればチームNo.１に。育てた野菜は実際に学食でも振る舞われています。さまざまな挑戦を経て、将来はフードコーディネーターや飲食店の企画・運営などを進路として考え始めた学生もいます。チーム一人ひとりが確かな成長を実感できていると思います。学生はもちろん、朝霞の地域に愛される学食へ。活動の一環で、朝霞の商店街の方が運営する自治会や近隣の小学校などにもこの学食プロジェクトを周知するために訪れました。すると、すでに私たちのプロジェクトを知っていて、皆さんが温かく迎え入れてくださいました。「Umart!」は学生・教職員だけでなく一般にも開放し、誰でも利用することができます。NHKのニュースで取り上げられたこともあり、5月のオープン以降、多くの方にお越しいただいています。「美味しそう！」「なに食べよう」と皆さんが楽しそうに利用している様子を見かけると、喜びを感じるとともにもっと良い空間にしようというモチベーションにもなります。まだ始まったばかりのプロジェクトですが、卒業や入学を経てメンバーも入れ替わります。今後も「こんなことができたらワクワクする」という想いを実行できる土壌は残していきたいです。今は地元の農家の方との連携や夏休みには子ども食堂も始めたいと計画していて、食事をするだけでなく集まった方々との交流が生まれ、新しい何かが生まれるような場所になっていけば良いなと考えています。指導教員の声食環境科学部食環境科学科露久保美夏准教授たった半年の間に学生たちはこのプロジェクトを「自分事」として捉えることができました。教育活動なので教員から指導もしますが、高い意欲で取り組み、すごい勢いで成長していく姿を見守る場面も多くありました。各々が得意とすることが合わさることで、こんな素敵な場所を作れると体感できたことは、何よりの収穫だったと思います。この学食に関わるすべての皆さんに愛着と誇りを持ってもらえる、そんな場所になることを期待しています。オムライスは人気メニューのひとつ地元農家の協力を得て、土づくりから収穫まで農業を学ぶUmart!学食プロジェクトチームメンバーTOYOUNIVERSITYNEWSNo.27513

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SpecialInterviewOB・OGの今AlumniReport建築家神田剛建築設計事務所神田剛かんだつよし数万人のプロフェッショナルたちで作り上げた国立の舞台。神田剛さんは日本を代表する建築家年間、建築設計に従事し、新国立競技場建設という国家プロジェクトの一員としてもご活躍されました。数万人に上るプロフェッショナルたちの知識や経験、目標が調和し、ひとつの巨大建築物が完成していく体験を経て、建築家ひとりでは建物は建てられないと改めて痛感。集団の中で一人ひとりが個性を発揮し大きな目標を成し遂げたことは「まるで絵本のスイミーのようだった」と言います。“実際に建つリアリティ”に触れた学生時代。父が機械工学が専門の大学教員ということもあり、子どもの頃からものづくりに関心がありました。近代建築の三大巨匠と呼ばれるフランク・ロイド・ライトが設計し、現在は国の重要文化財に指定されている自由学園明日館によく連れて行ってもらっていて、その居心地の良さから建築に興味を持ち、「こんな建物を作る職業があるんだ」と建築家に憧れるようになりました。大学時代には仲間と研究室に泊まり込みで作業をした日もありました。今もそうですが、一人で考え込んでいるとアイデアの良し悪しがわからなくなる時があります。そんな時はよく一緒に徹夜していた友人に意見を求めたものです。他者視点から考え直すといった楽しさは、今も鮮明に記憶に残っています。大学3年生からは、建築家の隈研吾さんの設計事務所で模型制作のアルバイトを始めました。大学での授業と大きく異なったのは、“現実の建築をつくる現場”であること。授業でも模型を作りますが、それが実際に建つことはめったにありません。しかし、設計事務所で作る模型はその後、実際に人が暮らしたり、使われたりする。そこに圧倒的なリアリティの差があり、自分が良いと思うものだけではなく、他の人の要望や感性もデザインに組み込む必要があることや細部まできめ細やかに考えなければいけない責任感が芽生える体験となりました。生み出す苦しみを超えて建築を実現させるために携わる全員が必死に頑張っている。その雰囲気やチームで働く楽しさに気づいたことが、建築の世界の深みにはまった瞬間かもしれません。今は300名をこえる所員数の隈さんの事務所も僕が学生だった名程度で、アルバイトも私を含めて３名ほど。大学院進学後も続けていたので、気づけば一番長く勤めるアルバイトスタッフとなっていました。ある日、隈さんから卒業後はどうするのか聞かれました。「事務所で働きたい」と想いを伝え、ポートフォリオを提出し面接を受けたのですが、その後３ヶ月くらい返事がなく、半ば諦めていたんです。すると、修士論文の発表を終えた帰り道に突然電話がかかってきて「いつから働ける？」と。「明日にでも！」とお伝えし、それから17年間お世話になりました。※1沖縄県のみ、リュウキュウマツを使用※2ある特定の期間に吹く、最も頻度が高い風向きの風のこと。新国立競技場では夏はスタジアム内に風を取り込みやすく、冬は風をスタジアムに入れず上に抜けるよう設計されている。Profile2001年工学部建築学科卒業、2003年工学研究科建築学専攻博士前期課程修了。大学在学中に隈研吾建築都市設計事務所にてアルバイトを始め、大学院修了後に入社。新国立競技場建設の工事監理など、大小さまざまな建築に携わる。2020年に神田剛建築設計事務所を立ち上げ独立。2022年日本空間デザイン賞入選。2023年ウッドデザイン賞受賞。14TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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AlumniReport建築デザインとは課題解決である。隈事務所時代の新国立競技場の建設では、工事監理を担当しました。数万枚の施工図面をチェックし、設計図通りに工事が進んでいるかを現場確認しながら、デザイン視点での気づきを設計担当にフィードバックする作業を繰り返し行いました。このプロジェクトの一環で印象強く残っていることは、スタジアムの外周を飾る軒庇。※全国47都道府県から集めたスギの木1を使用したのですが、実際にスギ材を自分の目でしっかりと見て、品質確認も行いました。すると、地域によってスギの木目の風合いや木の性質が異なることに気づいたのです。一口にスギと言っても、地域の平均温度や日照時間の差によって生まれる表情の違いなど、天然素材の面白さがありました。実はこのスギ材を使った庇は、スギ材同士の�間がスタジアムの北側と南側で異なります。これは空調をなるべく使わない※2方針から自然の卓越風をうまく活用しようと調整されたもので、季節によって変化する暖かい風と冷たい風が吹く方角に合わせて、効率良く客席全体に取り込めるように設計されています。新国立競技場をはじめ貴重な経験を積ませていただき2020年に独立し、現在は、住宅や学校施設を中心に建築デザインを手掛けています。建築デザインとは、問題や課題に対するソリューション（解決方法）であると感じています。それは自分が見つける時もありますが、多くはクライアントからいただく宝物。使う人が感じている問題の解釈を広げ、ご本人が気づいていない本質に到達するまでデザインを考えます。ご要望を鵜呑みにするのではなく、それに対するメリット・デメリットをきちんと理解していただけるように説明することもデザインの一部であると考え、大切にしています。将来的には、規模が小さくあっても建築が起点となって、地域が活性化するような、経年しても錆びさえも愛されるような、長く使われるモノを作りたいです。世の中にある「建築」には、何らかの意図や哲学が含まれています。例えば、新国立競技場の軒庇に使っている各地のスギ材は、実際の都道府県の位置に沿うように北側は北海道、南側は九州・沖縄でレイアウトされ、「日本全国ひとつになろう」という想いが込められました。他にも「法隆寺は木造なのに、なぜ1400年以上経った今も現存しているのか」「横浜の赤レンガ倉庫はなぜこの煉瓦の積み方なのか」と紐解いていくと、面白く予想外なものが建築にはたくさんあります。建物全体を眺めたあとに、近くに寄ってディティールを見てみる。家具や照明、庭との調和を感じる。美術館での絵画鑑賞と同じように、建築物も楽しんでもらえたら嬉しいですね。TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27515

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教育と普及創立者井上円了とは井上円了は1858（安政5）年に現在の新潟県長岡市の慈光寺で生まれました。彼は幕末・維新期の激動の時代に、漢学と洋学の両方を熱心に学びました。23歳に創立間もない東京大学で哲学を専攻し、独自に研究を進めていく中で、日本の文明開化のためには、人々が諸学の基礎となる哲学を学ぶことが必要であると確信しました。大学卒業から2年後の1887（明治20）年、円了は29歳という若さで東洋大学の前身である私立哲学館を創立し、哲学を通じてものの見方、考え方を身につけ、社会で活躍できる人材の育成に積極的に取り組みました。また、現代よりも海外への渡航が難しかった明治時代に、世界一周旅行を3度行い、各国での視察を通じて最新の知識・情報を得るとともに、グローバルな視点から自身の行動指針と、これからの日本の在り方を探ろうとしました。井上円了記念博物館Information「井上円了記念博物館」白山キャンパス5号館１階開館時間：月曜日～金曜日9時30分～16時45分土曜日9時30分～12時45分休館日：日曜、祝日、年末年始、その他本学の定める休業日入館料：無料https://www.toyo.ac.jp/about/founder/iecp/museum/●井上円了に関する記念日6月学祖祭11月哲学堂祭井上円了は1919（大正8）年中国・大連での講演中に倒れ、61歳でその生涯を閉じました。6月6日は命日にあたり、蓮華寺（東京都中野区）において学祖祭を挙行。井上家や法人役員が参列しています。毎年11月の第1土曜日に、哲学の普及を願った井上円了の遺言にもとづいて哲学堂公園（東京都中野区）で行われる四聖の祭典です。この講演会は一般公開されており、哲学堂に祭られる釈迦、孔子、ソクラテス、カントという、哲学の「四聖」を順番に取り上げます。●TOPICSマンガ「円了」第5話公開中井上円了の人生をマンガ化しています。幕末から明治時代を生きた円了が成長し、大きな志を持って激動の時代を生きる姿を描いています。2024年6月現在、第1～5話をWebサイトで公開しています。https://sites.google.com/toyo.jp/iecp-manga16TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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TOYOUNIVERSITYSPORTSMarch-June2024東洋大学が運動部所属選手にメディカル・フィジカルサポートをする「TOYOトップアスリートラボ」を開設東洋大学のTOYOスポーツセンター・トップアスリートサポートセクションは、運動部強化部と準強化部に所属する運動部員（トップアスリート）に対してリコンディショニングを目的としたメディカル・フィジカルサポートを行うための「TOYOトップアスリートラボ」を赤羽台キャンパス内に開設。2024年5月6日から運用を開始しました。「TOYOトップアスリートラボ」は、本学赤羽台キャンパスに開設し、IMSグループ医療法人社団明芳会高島平中央総合病院（東京都板橋区）と連携して運営します。本学運動部強化部・準強化部に所属する運動部員が試合や練習中のケガ等に対し、高島平中央総合病院での診断を経てから、「TOYOトップアスリートラボ」内のクリニックで同病院から派遣された理学療法士やトレーナー施術担当者によるメディカルサポート（施術など）を受けられることができるとともに、部活動中の身体の異変や不調等が生じた場合へのフィジカルサポート療法を行い、運動部員が最高のパフォーマンスを引き出せるようにアシストします。相撲部全国大学選抜相撲宇佐大会にて団体優勝、個人準優勝2024年5月3日、大分県で第63回全国大学選抜相撲宇佐大会が開催されました。団体戦では決勝トーナメント1回戦にて昨年の優勝チームである拓殖大学を破り勢いに乗ると、決勝では日本体育大学を4-1で退け、6年ぶり5回目の優勝を果たしました。また、個人戦ではオトゴンバト選手が準優勝となりました。この結果に満足することなく、引き続きこれからの大会に向けてチーム一丸となり精進していきます。陸上競技部（長距離部門）酒井瑞穂競歩コーチが2023年度ミズノスポーツメントール賞ゴールドを受賞酒井瑞穂監督補佐・競歩コーチが「2023年度ミズノスポーツメントール賞ゴールド」に選出されました。この賞は、ミズノスポーツ振興財団が日本スポーツ協会、日本オリンピック委員会と共催で、我が国における競技スポーツの優秀選手の強化・育成や地域スポーツの普及・振興に貢献した指導者を顕彰する制度です。ジュニア期からシニア期（中長期的）の各世代において、世界で活躍する選手を数多く輩出していることが高く評価されました。全日本大学駅伝対抗選手権大会予選会に出場、総合第2位で本選出場が決定2024年6月23日、神奈川県で開催された「秩父宮賜杯第56回全日本大学駅伝対校選手権大会」の関東学生陸上競技連盟推薦校選考会に出場しました。この予選会は、各チーム8名の選手が1万メートルを走り、その合計タイムを競うもので、本学は3時間55分37秒45で総合第2位の成績を収め、11月3日に開催される本戦への出場（17大会連続32回目の出場）を手にしました。「鉄紺の覚醒」がスローガンの今年、三大駅伝への期待が高まります。ラグビー部日本航空高校石川のラグビー部合宿を支援第25回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会に出場することになった日本航空高校石川の合宿場所として、本学ラグビー部の練習拠点となっている川越キャンパスを提供しました。同校の寮やグラウンドは能登半島地震により大きな被害を受けているだけでなく支援拠点としても使われていることから普段通りの練習ができない状況でした。宿泊場所や寝具の提供のほか、部員と学生の交流も行われ、お互いに刺激を受け合う合宿となりました。パラ水泳一般社団法人日本パラ水泳連盟と連携協定を締結本学は、2024年4月1日に一般社団法人日本パラ水泳連盟と連携協定を締結しました。相互の資源を活用することにより、人材育成および学術の発展に寄与するとともに、活力ある共生社会の実現を図ることを目的としています。16日には協定調印式が行われ、本学の矢口学長、パラ水連の中森邦夫理事長が協定書に署名。まずは福祉社会デザイン学部と健康スポーツ科学部が主体となって、教育・研究に関する連携活動を進めてまいります。TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27517

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NEWS東洋大学の注目情報をピックアップ2024年度東洋大学入学式を挙行総勢8,370名の新入生が春を彩るNEWS012024年4月6日、本学は日本武道館にて「2024年度東洋大学入学式」を挙行。午前・午後の2部制で執り行い、多くの新入生が出席しました。式典では矢口悦子学長が創立者である井上円了の言葉に触れ「円了先生は建学の精神でもある『諸学の基礎は哲学にあり』という言葉のほかに『独立自活』という言葉も好んで使われました。これは自らの頭でしっかりと考え主体的に活動するという意味です。『同調圧力』と呼ばれ、周りの視線や言葉に不安を感じる方が増えていると言われる現代社会において、心の不安の正体を自ら考え突き止めてほしいと感じます」と式辞を述べられました。続いて、在学生代表として平野真子さん（食環境科学部4年）から歓迎の挨拶が行われると、新入生代表として午前の部では田上睦己さん（健康スポーツ科学部1年）、午後の部では吉田裕介さん（国際学部1年）がそれぞれ新たな道へ踏み出す決意を述べました。また、お祝いのメッセージとして陸上競技部長距離部門の酒井俊幸監督が登壇。新入生に激励の言葉を贈りました。さらに、新たな試みとして今回は応援指導部から新入生にエールが送られ、式典を大いに盛り上げました。矢口悦子学長陸上競技部長距離部門酒井俊幸監督応援指導部からのエール「スーパーグローバル大学創成支援」SGUに採択TOYOGLOBALDIAMONDS構想10年の成果報告NEWS022014年、本学は文部科学省が日本の高等教育の国際競争力の向上を目的に、国際化を進める大学に重点支援を行う「スーパーグローバル大学創成支援（グローバル化牽引型）」に採択されました。採択後、不断なく国際化を推進し、10年間にわたる支援期間が終了しましたのでその成果の一部を報告します。2013年2023年■外国語のみで卒業できるコースの設置数（学部・大学院）4コース19コース■外国語による授業科目数（学部・大学院）右記指標の他にも、UMAP（アジア太平洋大学交流機構）国際事務年間担当の間に、「OnlineCrossｰRegistration（オンライン相互履修）」の仕組みを構築し、2020年秋学期よりUMAP加盟の8か国18大学より76科目の提供があり、オンライン相互履修を試行的に開始。2021年度からは、世界19か国46教育機関参加のバー223科目■外国人留学生数481名■海外学生交換協定数1,686科目3,564名チャル模擬国連の開催、JV-Campusを通じてビジネス日本語講座を開講するなどの取り組みを実施しました。2024年度以降は各部局が独自に国際化の目標（異文化理解教育、外国語教育、外国語による授業、海外研修等）を策定し、中長期計画に反映させ、国際化をさらに推進していきます。37校169校■東洋グローバルリーダー（TGL）プログラム認定学生数※GOLD129名SILVER600名BRONZE1,726名※東洋大学生が国内外で活躍できるグローバル人材となるために、外国語能力、外国語での授業科目修得、レポート・論文執筆、海外留学・インターンシップなどの認定要件を満たす学生18TOYOUNIVERSITYNEWSNo.275

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NEWS次世代研究者挑戦的研究プログラム（SPRING）令和６年度新規プロジェクトに本学が採択されましたNEWS032024年3月、科学技術振興機構（JST）による「次世代研究者挑戦的研究プログラム」令和6年度新規採択事業が発表され、その中で本学が申請した『健康と人間の安全保障のための哲学を持つ多様な挑戦的研究者育成プロジェクト（事業統括者：国際学部教授北脇秀敏）』が採択されました。これは、博士後期課程学生への研究奨励金や研究費の支給、キャリア開発・育成コンテンツの提供等多様な支援を行うプログラムです。本学では2021年度～2023年度に同プログラムにおいて『人間の安全保障分野における研究成果の社会実装支援プロジェクト』が採択されており、今回の採択を受けてプロジェクトをさらに発展させて、博士人材の多様なキャリアパスの整備を目指します。特に、トランスファラブルスキルの醸成や、卓越した研究者によるメンタリング、インターンシップの強化を行い、アカデミアでの活躍ばかりでなく、行政や民間を含めた幅広い領域で活躍し、我が国の科学技術・イノベーションに貢献できる人材の輩出を目指します。7月には5・6期生の採用式を実施能登半島地震復旧・復興への願いを込め、ボランティア活動を行っていますNEWS04震災発生以降、本学では多くのボランティア活動を行っています。2024年3月11日月2日まで、現地でのボランティア活動を4つの期間に分け、本学・金沢大学・金沢星稜大学・早稲田大学の合同チームで実施しました。また、ゴールデンウィーク期間には輪島市門前町において、「災害ごみ」の撤去作業や炊出しを実施。被災者の支援ニーズに応えるとともに、地域住民の方から地震発災当時のお話や輪島の歴史等についてもお話いただき、被災地支援だけでなく学びの場としても意義のある活動となりました。今後、夏季休暇期間に学生・教職員100名超を動員して能登半島（志賀・輪島・珠洲）でボランティア活動を行っていく予定です。本学ではこれからも学生・教職員が一体となり支援を続けてまいります。井上円了が設立した京北幼稚園が「東洋大学附属京北幼稚園」に名称変更へNEWS051905年、本学創立者である井上円了は東京都文京区に幼稚園を設立し、自ら園長として幼児期の教育にあたりました。以来119年、幼児期の教育の重要性を説いた円了の志を受け継ぎ、3,000名余の子どもたちの幼児期を見守ってきました。こうした歴史ある京北幼稚園がより魅力ある豊かな幼児教育の環境となるよう、2024年度より「東洋大学附属京北幼稚園」と園名を変更し、東洋大学との一層の連携強化を図っています。本学には、保育者を養成する福祉社会デザイン学部子ども支援学科をはじめ、幼稚園の教育に貢献しうる幼児教育領域の教育資源があり、実践的研究も進んでいます。それらを積極的に活用し、大学附属幼稚園として人間形成の基盤となる多様な力を育む教育の展開を目指す新たな歩みがスタートしています。何より子ども一人ひとりを温かく見守り、「哲学する」幼児期の子どもの育ちを支える関わりを大切にする“円了先生の幼稚園”を東洋大学全体で応援しています。TOYOUNIVERSITYNEWSNo.27519

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今こそ身につけたい“教養”、大人のためのWebマガジン「LINK@TOYO」LINK@TOYOは、本学の先駆的な研究や人材を通じて、暮らし・ビジネス・社会問題・スポーツ・芸術などあらゆる“教養”の獲得を後押しするWebマガジンです。総合大学である本学ならではの幅広い研究と、個性豊かな在学生・卒業生による活動など豊富なコンテンツを展開しています。SPORTSOCIALSOCIALWhat’sNew【速く走る方法応用編】短距離走を4つの局面で考える！トップ選手が実践する「速く走る」コツを五輪強化コーチに聞いてみた法学部企業法学科／健康スポーツ科学研究科健康スポーツ科学専攻土江寛裕教授文学部国際文化コミュニケーション学科3年柳田大輝さん男女の行動の違いはどこから？社会課題の解決から、日常生活への応用まで、いま注目を集める「行動経済学」を活用しよう。経済学部経済学科水谷徳子准教授介護は家族で行うべき？中学2年生の17人に1人が当てはまる「ヤングケアラー」。その実態や課題を解説福祉社会デザイン学部社会福祉学科渡辺道代准教授特設サイト「TOYOCOMPASS2024」を、大学公式サイトで公開しました「TOYOCOMPASS2024」は、東洋大学および学校法人東洋大学の年間の取り組みやデータを紹介するコンテンツです。教育・研究・社会貢献、スポーツ等、多方面におよぶ2023年度の取り組みを紹介するほか、入試、就職、国際交流、財務情報等、各種データをダイジェストで掲載しています。また、キャンパス再編や学部再編等、近年の本学の改革の変遷や、理事長・学長によるトップメッセージで、東洋大学の「指針」をお伝えします。SOCIALSOCIAL外国にルーツを持つ子どもたちに必要な語学支援とは？ボランティアサークル「日本語教室SPIRIT」が語る、日本語教室の課題と未来経済学部総合政策学科3年阿曽温生さん、社会学部社会学科3年大塚歩起さん実は世界のフロントランナー。日本が誇る「ITS」で、自動運転はどこまで実現できる？総合情報学部総合情報学科尾崎晴男教授※学年・役職は取材時のものです。https://www.toyo.ac.jp/link-toyo/https://www.toyo.ac.jp/toyo2024/TOYOUNIVERSITYNEWSJul.2024No.275「TOYOPERSON」公開中2023年9月に東洋大学公式Webサイトがリニューアルされました。リニューアルに合わせて、「TOYOPERSON」を新設しました。変化の激しい時代の中で、変化に動じない自分の哲学を持ち、未来を担っていく東洋大学の学生・大学院生。主体的に社会の課題に取り組み、新しい価値を創造し未来を描く東洋大学の研究者。そして、彼らを支える教職員。明るい未来を届ける彼らにクローズアップしています。https://www.toyo.ac.jp/interview/東洋大学教育・研究協力資金ご支援のお願い東洋大学では、日本および世界の将来を見据え、先進的な知的拠点の確立を目指すとともに、国際社会で活躍できる人材育成に取り組んでおります。そこで、本学の教育・研究協力資金のご支援をお願いするための情報発信を行う本学Webサイトを公開しています。詳細は右記URLからご覧ください。https://kifu.toyo.ac.jp/発行日／2024年7月16日発行／東洋大学編集／総務部広報課-8606東京都文京区白山5-28-20TEL03-3945-7571URLhttps://www.toyo.ac.jpE-mailmlkoho@toyo.jp次号の発行予定は、2024年12月です。

